2017年12月14日

忘年会/ムタ

こんばんは、ムタです。

さて12月。忘年会シーズンですね。
皆さんはお酒を飲みますか?もとより飲まないという方もいれば、試験が終わるまでは酒断ちだ、なんて方もいらっしゃるかもしれません。
ムタはお酒が大好きで、受験勉強の期間も毎日飲んでいました。
毎日飲んでいて社会保険労務士試験に受かるの?というご意見はごもっとも。
これはまぁ受験心得にもつながるのかもしれませんが、皆さんも試験に向けて、我慢したりやめたことってあるでしょう。
お酒をはじめ、本、漫画、ゲームにテレビ。旅行に登山、草野球やお食事会。
皆さんそれぞれ楽しみを持って過ごしています。
やっぱりこういう娯楽は、試験を目指すなら我慢しないといけないでしょうか。
たとえばムタは猫ブログをやっていますが、それすらも続けていました。試験の前日もね。
でも読書は一旦やめましたね。
やめたというよりも、ムタにとって主な読書タイムであった通勤電車の過ごし方が、同時に勉強の最適な場所と時間であったため、本読むならテキスト読もうかとなっていくわけで、つまり何かを我慢して勉強に集中するというよりも、何かを頑張ることで、つまりここでは勉強を頑張ることで、その分時間なり気持ちなりが勉強の方に注がれて、自然と普段の嗜好が無理なく離れていくのではないかな。
我慢しなきゃと思うより、頑張って勉強してたらテレビ見る時間なくなっちゃった、まぁいいか、となれば理想的。
我慢は後ろ向きだけど頑張るは前向き。気持ちの問題?まぁそうなっちゃうかな。
理想だから絶対じゃない、あくまで受験「心得」くらいに思っていただければ幸いです。

さて前置きが長くなりましたが(本題じゃなかったのか)、忘年会。
ムタにも忘れられない忘年会というのがいくつかありますね。
もう20年くらい前のことですが、当時はまだイッキなんていうお酒の場での悪習慣が横行していた頃。
その年の忘年会は盛り上がったというか荒れたというか、ツブれる者が続出しました。
場所は栄、お店を出てグダグダになりながら三越の広小路通り向かい、ちょっとした広場になってて看板が立ち並んでいるところありますよね、そこで休もうとなったのです。
ホウホウのテイでたどり着いたその広場で、我々はもっとも愚かな酔っ払いとしてその醜い体を投げ出しました。
もう一歩も動けない。帰宅するなんて体力は逆さに振っても出でこない。
でも一歩動き出した奴がいます。「吐くぅ」。
他の人に迷惑かけるなよと、声をかけつつもそれ以上のことができないほどムタも酔っています。
広場から去っていく彼を気に掛ける余裕もない我々でしたが、しばらくすると彼の独り言が聞こえてきます。
「ほんとぉ?そうなんだー、うへへ」。
いよいよクルクルパーになっちまったかと思ってよくよく聞いていると、どうやら会話のよう。
仕方なく我々も立ち上がり這いつくばって彼のもとに行ってみると、なんと謎の外国人が彼を抱えていて、「二日酔イニ効ク薬、安イヨー」とか言っているのです。
これはマジでやべぇやつだ。
あの当時、深夜のセントラルパークなどで麻薬の売人である外国人がはびこっているという話を聞いたものですが、まだ夜更け前の、しかもこんな往来で堂々とオシゴトしているなんて。
「まだ吐いてないよぅ」なんて呑気に管を巻いている彼と、ほかのつぶれている友人とを抱えてとにかく走って逃げました。
体力なんて残っていないと思っていましたが、一世一代のダッシュでしたね。

皆さんもお酒には気を付けて。

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2017年11月22日

感謝/ムタ

こんばんは、ムタです。

合格発表、出ましたね。
遅ればせながら、合格おめでとうございます。合格率6.8%、例年よりはわずかに高いとはいえ、相変わらずの狭き門。
お疲れ様でした、とは言いません。合格はあくまでも通過点。遠足は帰るまでが遠足です。
社会保険労務士試験も、この資格をもって存分に活躍するまでがチャレンジなのだと思って、さらに精進してくださいね。

などとガラにもないことを書いても筆が鈍るだけ。まぁ合格祝賀会くらいまでは、達成感に浸ってもいいですよね。
ムタの最初にこれぞ達成したなと思ったのは、高校の卒業式。無事志望校に合格して晴れて迎えた卒業式も嬉しかったですが、卒業式で皆勤賞の表彰も受けたのが印象的でした。
一日も欠かさず遅刻なく早退なく通ったあの皆勤賞は、狙って受けたものではありませんでしたが、いざ表彰されてみると、やり遂げた感じは強くなりました。

卒業証書とは別の賞状があるのを、ムタの母が何やら感慨深げに見ておりました。
母は家事が大の苦手で、高校生になってからは普段の弁当くらいはすでにムタは自分で作って持って行っておりました。
また、「思春期で成長期の男のシャツや下着は臭くて汚い」などという、本来ならばドラマやアニメで生意気だがかわいい妹が言うようなことを、どう見てもおかずくらぶのオカリナにしか見えん母がのたまった経緯もあり、ムタは自分の洗濯は自分でしておったわけです。
学費など金銭の面ではいまだ養われている立場ではあるので、卒業証書くらいは母の感慨に付き合わせても構わんが、皆勤賞は自分自身の正しく健康な生活態度で手に入れたものという気持ちが強く、それをかの母親がウンウンと浸る気持ちになるのはちょっと待てよと咎めたんです。
すると母は、「この皆勤賞は私の手柄ではないかもしれんが、おばあちゃんのお陰でもあることを思っていてちょうだい」と言うのです。

その言葉を聞いた時、ムタはある光景を思い出しました。
高校二年生の時、授業中に担任の先生が教室に駆け込んで来て、ムタの隣の席の女生徒に耳打ちをしました。担任の押し殺すような声が、ムタには聞こえてしまいました。
――お母さんが病院に運ばれた。
彼女は教室を飛び出すように帰っていきましたが、翌日女生徒は学校を休み、ムタたちは彼女のお母さんのお通夜の列に並ぶのです。

ムタは一人で皆勤賞を成し遂げたつもりでいましたし、遅くにやって来た反抗期の当時のムタには、母の言葉には興醒めの気分もありましたが、母の言う祖母のお陰ということはわからんでもありませんでした。
毎日学校に行けたのは、自分の健康だけでなく、もうすぐ米寿を迎えるという高齢の祖母が健康で過ごしてくれていたからという、遠くささやかな支えもあるということなんだろうな。
およそ母に世話になったとは思いたくもないが、卒業の報告と皆勤賞のお礼をするために、祖母に会いに行くのはアリかなと、あの当時のムタはそんな風に思ったものです。

今回の合格は間違いなくみなさん自分自身のお手柄。
あとTACの先生のお陰。
そして夫や妻、親、もしかしたらお子さんかもしれない誰か。
どこかで何気なく支えになってくれた人に感謝して合格の喜びをかみしめてください。

随分前に書きましたが、ムタの母は私の受験勉強中救急で病院に搬送されましたが、何とか無事退院。
面倒は大体いつも母が持ち込みますが、ムタの合格もこの母の退院が遠い支えなのかもなと思うことにしております。

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2017年10月18日

一番いけないのは/ムタ

こんばんは、ムタです。

今年はいつまで暑いのだろうと思っていましたが、このところの雨続きがいっぺんに季節を変えてしまったようですね。
みなさん体調管理はどうですか?ぜひご自愛ください。

ムタはTACに通っていた当時火曜金曜の午前クラスだったのですが、授業が終わった後は食事をとらず、教室に残ったまますぐにテキストを読み直し、隅に走り書きした先生の言葉を後で読んでもわかる程度の字に書き直したりしつつ、講義を復習していました。
復習が終わるのが2時を過ぎる頃でしょうか。その次はトレーニングを解きます。教室の席でそのままという時もあれば、気分をかえて電車の中や自宅と場所を移して問題を解いていました。
まだ食事をとりません。結局その日の勉強をすべて終えてから夕食をいただく。
お昼はヌキ。

これはね、飯食ってない自慢でもストイック自慢でもなんでもないのです。食べちゃうと集中力が落ちちゃうのです。お腹いっぱいになると妙な豊かさに満たされて、テキストとトレーニングはとりあえずカバンにしまって、TACより数階下にあの当時出来たばかりの無印良品やロフトのテナントにちょっと遊びに行っちゃおうかなとなるわけですよ。

まぁこんなことしている人はいないと思うんだけど、あれは今でも反省材料ですね。
長い時間をかけて物事を成さんとするときに食べないでいるのは失敗のもと。
体調管理の第一歩は食事から。映画「サマーウォーズ」でも、栄おばあちゃんの最期の手紙に、「一番いけないのはお腹を空かせていることと独りでいることだから」と言っているじゃないですか。
独りでいることについては皆さんは大丈夫。TACという学び舎で先生にも恵まれスタッフの支えもありそして受験仲間もいることでしょう。
ただ食事については皆さんの個人の努力に委ねられています。しっかり食べて身につけて、この長丁場を乗り切ってください。


*管理者加筆:過去の記事「MUJIとLoftの上がTAC名古屋校

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2017年09月16日

お疲れ様でした/ムタ

こんばんは、ムタです。

遅ればせながら、平成29年度社会保険労務士試験を受験された方お疲れ様でした。
去年もそうでしたが、合格体験記を書いている手前、本試験をチラとも見ずにいるのはいけないことかなぁと思い、あんまり見たくないんだけど見ました。
何で見たくないかっていうと、答えられない問題があったらどうしようと思うわけですよ。そんな問題あったらショックだし癪じゃないですか。
選択式第2問、労働一般の問題は難しく感じました。学習していた皆さんはそうでもなかったでしょうか。
外国人雇用についてのEの問い、答えはベトナムだそうですが、これだけはムタは体験的に答えられたかもしれません。

学生時代、もう25年前になりますね。わ、四半世紀前か。10年ひと昔という言葉を信じれば25年前は大昔だ。
時はバブルの最後期という頃。学生アルバイトの時給もバブルの膨らみを感じるところがありました。
その頃の愛知県の最低賃金は580円。ムタは掛け持ちのバイトで、ビデオレンタル店で650円で働いたかと思えば、夜のビル清掃は1000円かそれ以上。
そしてビル清掃の仕事で同僚だったのが、中国人のウォン君とベトナム人のリー君。
二人とも、港区にあった留学生会館に住んでいる大学生でした。
ウォン君は日本語は比較的よく出来、そのせいか自信に満ちる雰囲気があり、もしかしたら歳も二つ三つ上だったかもしれません。
ムタがバイトとして入った時には結構な先輩で、ムタは主にこのウォン君からお掃除を教えてもらっていました。
ベトナム人のリー君は、細面のどちらかというと気の弱そうな所があり、それはなかなか進歩しない日本語にも表れていたかもしれません。
ムタと会話する時はもちろん日本語で話してくれますが、ウォン君とリー君が話をする時は中国語。
ははぁ、ベトナム人のリー君も中国語の方が馴染みがあるのかと思ったものです。
ウォン君もリー君も、留学期間が終わってそれぞれの国に帰れば、国の中枢となる機関で相当高度な席が用意されている人だと聞いていましたが、果たしてそれは本当だったのかどうか。
その頃ムタは大学では第二外国語を中国語にしていまいた。
読み書きは勉強すればなんとかなるかもしれんが、聞く話すはお手上げだなと思っていた頃、バイトの控室でウォン君がリー君にコンビニのパンを買ってきてあげたようで、そのパンを放り投げてよこして「面包!」と言いました。
面包は「メンパオ」と読み、つまりはパンのことなのですが、その言葉を聞きとれたムタは嬉しくなり、「今、面包って言ったよね!ウォン君いま面包って言ったよね。」と一人で盛り上がり、ウォン君のリー君の藤前干潟もびっくりの引き潮顔と半導体研究者も見たことない低温世界の冷めた目を食らうハメにあいました。
そりゃそうだ、何気ない会話を聞かれて「オウ、イマアナタ、”テンプラ”イイマイシタネ!」とクドクド言われたら、私たちでも、もうえぇわ!となります。

さて別にリーダーでもないのにリーダーのような雰囲気を醸し出す中国人のウォン君が、ある日ムタをお酒に誘いました。
ウォン君は「誘ったのはいいけどあまりよく店を知らない」と言います。仕事場は栄にあったので飲み屋選びに困ることはありませんでしたが、ウォン君が語り出した内容は困ったものでした。
ベトナム人のリー君が行方知れずだという。ムタはシフトの都合上リー君と会うのは週に一度二度なのですが、経歴も長いウォン君はほとんど毎日会うことになる。まして留学生会館でも顔を合わせる機会が多い。
ウォン君はここ三日、リー君の顔も見ず連絡もつかないと言います。ムタは大学生の時は同居している親の顔も週に一度見るか見ないか程度の生活だったので、三日間リー君の顔を見ないというのがどういうことなのか今一つわかりませんでしたが、ウォン君は真剣でした。
もしウォン君の言う通りなら、バイトのシフトの心配もありますが、それよりも、日本国においてベトナム人という外国人が行方知れずになったらどういうことになってしまうんだろう。
ビザとかそういう問題もあるでしょうし、リー君が本当に母国で中枢の席を用意される人だったのなら、亡命という言葉も浮かんでくる。
結局ムタはこの解決を知らないまま清掃のバイトを終えるので結論が残念なのですが、ウォン君が言った言葉は印象に残っています。
「バイトのシフトは問題ない。同じベトナム人を新しく当てる」ということです。何人でもいいのに、なぜベトナム人…。
二十歳になったばかりの若いムタは、ははぁそういうものかと思うばかりでしたが、今回の試験でいうと、「国籍別に最も多い外国人労働者は、中国であり、ベトナム、フィリピン…」という文章が見えてくる。
時代は違うんだけど、四半世紀前ムタはこの問題文を体験したような気持ちになりました。

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2017年08月15日

不安の気持ちの芽生えるモト/ムタ

こんばんは、ムタです。

今年の受験申し込みは49,900人ですか。
受験率が8割くらいだとして、受験者は今年も4万を切りそうですね。

試験まであと何日か。不安。不安過ぎ。去年で合格率4.4%。これはもうダメかもしれない。
ここまでの自分の勉強。その仕方と進み具合。答練や模試の判定。マジ?
今いつ?8月?これは受からないかもしれない。

この、ダメかもしれない、受からないかもしれないという気持ち。今のこの時期はこんな負の気持ちが出てきがちだけど、実はこの気持ってその裏に、別の気持ちがある。
それは、受かっちゃうかもしれないという気持ち。
受かるかもしれないという気持ちがあるから、受からないかもしれないという反対の気持ちが生まれるんじゃないかと、ムタは思うのです。
受かるかもしれないという素敵な気持ちは、努力を重ねてきた人の心には本来無自覚にあって、本当はその気持ちのままでいいはずなのに、誰に教えられたか知らないけれど、いくら頑張ってもそんな自分に都合のいいように思ってはいけない、違うふうに思った方がいいんだ、それが大人なんだよ、と否定し打ち消して、自分の心にはっきりと芽生える時には「受からないかもしれない」となってしまう。
不安の気持ちというものは、このような面倒臭い葛藤が一番ダメな形で表に出てきてしまった、なまじ努力と苦労をしてきた人が幾度も味わう轍なのかもしれませんね。
なので、不安に襲われた時、受からないかもしれないと思った時は、「あ、今自分は心のどこかで受かっちゃうかもしれないなんて考えちゃったな、ウフフ」と思っておいて、あとは自分の心の中でなにかをこじらせたんだろうなと、自分の幼稚で可愛い心の動きを笑っていればいいのです。

さぁ待ちに待った本試験。
楽しんで、ぜひ楽しんで受けてきてください。
受かっちゃうんだろうなウフフ、なんてね。

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